R2 事業再構築

循環式オープンブラスト工法とは

橋梁・鋼構造物等の
塗装工事における素地調整の新工法

橋梁補修補強工事等に、鋼構造物を長期間保持されるための最も大きな要因である「素地調整」を行うブラスト施工において、研削材を循環(再利用)させることにより産業廃棄物の排出を大幅に削減させることを可能にした環境にもやさしい新工法です。

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循環式オープンブラストの特徴

大幅コストダウン

大幅コストダウン

  • 研削材を循環再利用することによる産業廃棄物の大幅な削減が可能
  • 研削材と産業廃棄物の運搬量が少ないため、材料運搬及び産業廃棄物の運搬コストが削減可能
  • 足場上に研削材を堆積させない為、足場の補強が不要
周辺環境、安全対策

周辺環境、安全対策

  • 金属系研削材が粉砕しない為、作業中の粉塵量が非常に少なく、また1次フィルター集塵機には高性能フィルターを施している為、周辺環境・作業員への安全面への対策が出来る
  • 粉塵が少ないため出来形、品質管理の目視確認が容易にできる
研削材の選定

研削材の選定

  • 金属系研削材の選定には、高い清浄性、最適な表面粗さの形成による塗膜の密着性、ブラスト工程のコスト低減、産廃量の低減が必要。その為、橋梁塗替工事における循環式オープンブラスト工法では、研削材メーカーである、IKKショット株式会社製の造船・橋梁専用に開発されたプロフィリアムを標準研削材としている
  • 研削材メーカーの強力なバックアップによる、各現場・各橋梁への細かい対応が可能
品質確保

品質確保

  • 高圧圧縮空気の使用が可能なため、実用的な施工距離は、機材プラントから最大400mまでの施工が可能で、鋼道路橋防食便覧及びNEXCO構造物施工管理容量に準拠したISOSa2.5(ISOSa21/2)と、表面粗さJIS規格80μmRzJIS以下の品質を保つことが可能
リスク対策、幅広い工事対応

リスク対策、幅広い工事対応

  • 電子制御システムを極力減らし、施工中におけるブラストマシンの故障リスクを低減
  • 塗装塗替工事による素地調整以外に、コンクリート表面処理への対応も可能
  • 金属系研削材以外に、通常のフェロニッケルスラグ等の非金属系研削材の使用も可能

循環式オープンブラスト工法での施工フロー

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